最近よく見かけるアウトドアチェアを買ってみた
ヘリノックスというアウトドアファーニチャーの世界的ブランドから販売されている組み立て式のアウトドアチェアですが組立/収納ともに簡単で、しかも超軽量でコンパクトになるという優れもの。キャンパーから絶大なる支持を得て大人気となっています。
しかしヘリノックスのチェアはどれもこれもお値段高めで安いものでも1脚12,000円近く、高いものだと2万円を超すので、値段を半値以下におさえた似たような商品が続々登場しています。試しにその中からひとつ買ってみました。
商品詳細
収納時のサイズは?
牛乳パックよりは大きいですが収納時にはコンパクトになります。
専用収納袋がついているので、収納スペースを食わず持ち運びに便利で楽です。
重さを実測したところ969gと1㎏を切っていました。持った感じめちゃくちゃ軽く感じます。
軽さでは本家との違いは無いですね。
●総重量:969g
●耐荷重:150kg
●使用時サイズ:(約)幅57cm×奥行50cm×高さ65cm
●収納時サイズ:(約)35cm×12cm×10cm
組み立て方法
組み立て方法に関してはヘリノックスと全く同じです。
収納袋から出すとフレームと座面生地の2つのパーツが現れます。
フレーム部を組み立てていきます。
ヘリノックス同様フレーム内のゴムロープでパーツ同士がつながっているので、どのパーツをどこに刺せば良いとか迷うことが絶対にない構造で簡単に組み立てることが出来ます。というかパイプを適当にぶらぶら振るだけである程度は勝手に適切な箇所へはまっていきます。よく考えられていますね。
フレームの組み立てが完成するとこんな感じ。組み立てにかかった時間は30秒くらいです。
次にフレームを座面に組付けていきます。座面の隅にはこんなフレームを刺すためのポケット状の穴があります。
4隅にフレームを刺していきます。
先に上部の背もたれ側を刺して、次に下の座面側を刺すと比較的楽に組み立てることが出来ます。
とはいえこの時結構な力が要ります。
というのも座面生地は初期伸びを考慮して少し小さめに作られているとの事です。非力な女性や子供だと苦労するかもしれません。でもそれはあくまで初期状態なので何度も使って生地が馴染んでくればすんなり刺せるようになるのではないかと思います。
それと座面生地は組み立て前だと見た目上下の識別がしずらいので間違ってさかさまに刺してしまうこともありますので要注意です。完成した状態を知らない人は座面が逆さまでも座ることが普通にできるので案外気づかれないかもしれません。
完成した時背面から見た感じ
正面から見た感じ
使用レビュー
肝心の座り心地ですが包まれ感があり体がしっかりとホールドされているので座り心地としてははっきり言って良いです。 本家本元のヘリノックスと違いが分からないくらいですね。
ただしすっぽりとお尻が埋まる感じがあるので立ち上がりにくく食事をするような時よりまったりとリラックスする時に使うと文句なしに良いです。
それと組み立てた後も軽いので違う場所に移動する時もさっと持っていける手軽さがあります。
個人的に良いと思ったところ
- とにかく安い大体3千円前後で購入できる。ヘリノックス一つ分で4脚揃えることが出来る
- 柄がお洒落
- 車載するのにコンパクトなのはうれしい (これが我が家としては一番のメリット)
- 座面が汚れた場合に生地だけを洗うことができる
気になる点
- ドリンクホルダーが無いこと。
- 5,6回使ったところ不具合なしだが耐久性は未知数
- 足の先のキャップが取れたり、割れる事ががあるらしい。我が家では起きていませんが。
- ヘリノックスなの?と聞かれて違うと答えると「偽物か~」と偽物呼ばわりされる。
まとめ
ヘリノックスのように軽くて座り心地の良い機能的なチェアが使いたい。 ブランドは気にしないのでリーズナブルな方が良い。そう考える方には間違いなくオススメできます。
多少汚れたって壊れたってこれだけリーズナブルなのであればガシガシ使えます。
私にとっては買ってよかったと思えるアイテムです。